前回は紅茶に関するの基本的なことをご紹介をしましたが、今回はチャイついて深堀したいと思います。みなさんチャイについてはどれだけご存じですか。なんとなくミルクティーにスパイスが入ったものと思っている方が多いと思います。今ではチャイといったらこのスパイスの入った「マサラチャイ」を指す場合がほとんどですが、もともとは中国語の「茶」が語源です。
スパイス入りのチャイの発祥は17世紀ごろのインドといわれ、インドで栽培された良質な紅茶は国外へ輸出されていました。残った商品にならないくらい細かい茶葉を美味しく飲むために、沢山のミルクと砂糖、スパイスで味付けしたものがはじまりと言われています。そのためインドのチャイはCTCやダストという粉末状の茶葉を使用してつくります。
【チャイの作り方】
1.鍋にスパイスと水を入れて火にかける。湯が沸くまでは強火、沸騰したら中火にして砕いたスパイスをさやごとすべて入れる。
2.お湯が茶色くなるまでしっかり煮だす。(目安は2~3分)
3.火を止め茶葉を入れる。茶葉を入れたら、コクを出すためあえて中火でコトコト2分ほど煮る。
4.火を止め牛乳と砂糖を入れて、吹きこぼれに注意しながら中火で沸騰寸前まで温める。
5.二重網など目の細かい茶こしで濾したら完成。
もっとコクのあるチャイがお好みの方は、水と牛乳の量を「500ml(5):300ml(3)」くらいに変更するのもオススメです。紅茶の味がより効いた美味しいチャイが楽しめます。スパイスの香り高く、味わい深い美味しいチャイをぜひご家庭で作ってみてください!
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